不安から逃れる方法

こんにちは。蒼乃勇信です。

 

 

このブログを読んで下さっている方には

不安になりやすい方も多いと思います。

 

 

不安に苛まれている時と言うのは

何とも言えない苦しさがありますよね。

 

 

しかし、不安を避けるというのは

自分にとって価値ある人生を放棄すること

でもあります。

 

▶不安を避けた結果、崖っぷちに追い込まれた経験

 

 

私の場合は会社員としての仕事に

いつしか不安を感じるようになりました。

 

 

会社員として年次を経ると

どうしても人前に立つ機会も増えますし

人に指示したり仕切ったりする機会も

増えます。

 

 

私はもともと、そういった行為が

苦手でしたので上手くできているかどうか

非常に不安でした。

 

 

「ちゃんとできているだろうか」

「あいつ駄目だなとか思われて

 いないだろうか」

 

 

そんな言葉が常に頭をよぎるのでした。

 

 

また、そういった立場になってくると

分からないことを分からないと言うことが

できなくなり、

 

 

分からない事でも分かっているふりを

しながらやり過ごすようになりました。

 

 

そして、そういった不安感を

避けたい気持ちが強くなり、

だんだんと人前に立つ仕事を

避けるようになりました。

 

 

また、自分が分かっている仕事ばかり

こなすようになり、新しい仕事を

無意識に避けるようになっていったのです。

 

 

そうした中で、働き方改革が進展

しました。

 

 

これまでマネジメントに参画することが

なかった職層まで幹部候補となり、

自分で仕事をとらなければ埋もれるように

なってしまったのです。

 

 

私は危機感を感じながらも

楽観的でした。

 

 

「自分はまだ若いから」

「そのうち、何とかできる」

 

 

そう考えていました。

 

 

しかし、いつまで経っても

状況が変化するわけもなく、

毎年の評価は標準よりも少し

マイナスがつくようになりました。

 

 

そうして数年経った頃、

いつの間にか人事制度が変わり

このままでは役職から降格する

ということが分かったのです。

 

▶逃げれば怖くなる

 

 

人は逃げれば逃げるほど

その対象を怖いと感じるものです。

 

 

これまでの会社の中では、

マネジメントの仕事は

限られた職層にしか与えられ

ませんでした。

 

 

そのため、逃げたくても

否応なしに人前に出たり

新しい経験をするようになっていました。

 

 

しかし、働き方改革により

会社の方針が変更となったことや

当時の職場の人員構成によって、

偶然逃げることができてしまったのです。

 

 

一旦、逃げることに成功すると

あまりにも楽なので

また逃げてしまいます。

 

 

心の中では、どこかで自分も

やらなければいけないことは

分かっています。

 

 

しかし、自分もいつかは

難なく新しいことをこなせる

という根拠のない自信を持ち、

具体的な行動を起こしませんでした。

 

 

その結果、自分にとって大切な

モノを失う一歩手前まで

来てしまったのです。

 

 

そのことに気付いた時には

辺りが真っ暗に感じられるほど

ショックでした。

 

 

「やばい、降格になる」

「周りから何と思われるだろう」

 

 

必死になって評価を取り戻そうと

しますが、既に自分が入る隙がありません。

 

 

「このまま自分はダメになるのか…」

「カミさんに何て言おう」

 

 

こうなると手遅れです。

 

 

幸い、私の場合は降格手前に

違う部署に異動になり、

そこで評価を得ることができました。

 

▶不安から逃れる唯一の方法

 

 

先程、お話したように、

人は逃げれば逃げるほど怖くなります。

 

 

一度逃げてしまうことによって、

「自分はあの○○が怖いんだ」

「自分にはあの○○はできないんだ」

という暗示が入ってしまいます。

 

 

この実体験をもった暗示というのは

最も強力な効果をもっています。

 

 

これを打破するために

最も効果的なのは

逆に、向かって行くことです。

 

 

コツとしては、小さなことから

少しずつ慣らしていくことでしょう。

 

 

少しでも苦手なことに向かえれば

「自分は○○ができるんだ」

という強い暗示が入ってきます。

 

 

実はこれが変化のために

最も重要なことなのです。

 

▶自分にとって価値あるものを明確にする

 

 

もう一つ重要なのは、

自分にとって何が価値があるのかを

明確にすることです。

 

 

不安に苛まれやすい人は、

少しでも不安を感じると

強く反応しすぎてしまいます。

 

 

その結果、自分にとって本来価値が

あるものであっても、その価値に

気付くことができない傾向があります。

 

 

それを明確にすることが重要です。

 

 

例えば、今の私の人生にとって

最も重要な価値は「成長」です。

 

 

それを明確に自覚していると

どうなるでしょう?

 

 

例えば、人前に立つ仕事や

経験したことがない仕事でも

「自分の成長に繋がる」

と考えるだけで積極的になることができます。

 

 

不安を感じないわけではありません。

 

 

しかし、

「この不安が自分を成長

 させてくれる」

と歓迎することができるのです。

 

 

 

▶不安に抗うことが全ての元凶

 

 

不安は誰でも感じるものです。

 

 

有名なスポーツ選手ですら、

「試合前に不安を感じていた」

という発言をよく聞くのではないでしょうか。

 

 

不安は人間にとって機能として

備えつけられているものです。

 

 

不安を問題にしてしまっているのは

不安そのものではありません。

 

 

実は不安に抗おうとすること

が問題を引き起こしているのです。

 

 

不安は無意識が何かを伝えようと

メッセージをくれているものです。

 

 

無意識に対して

「ありがとう」「大丈夫だよ」

とお礼を言って、

自分がとるべき行動に集中しましょう。

 

 

もっとコツが知りたい方は

カウンセリングでお待ちしております。

 

 

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました。

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